BIOTEMインプラントはどのような物？

BIOTEMインプラントはどのような物？

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BIOTEM社とは

2006年に創立されたBIOTEM社は、韓国にあります。
インプラント業界においては、後進国と言わざるを得ないですが、2000年前後から韓国国内でもインプラントメーカーが姿を見せ始めました。
中には、創立20年足らずで世界シェア5位にまでなったメーカーもあります。

BIOTEM社はまだまだ社歴も浅く、日本国内で取り扱っている歯科医院もそれほど多くありません。
しかし研究を続けて製品開発に勤しんでいけば、将来的に必ず、名の知られるインプラントメーカーとなるでしょう。

インプラント後進国のプラスとマイナス

現在成長中にあるインプラント後進国と言われる韓国や東南アジアのメーカー、「後進」と聞くとマイナスイメージが先行しがちですが、もちろん利点もあるのです。

利点
・世に出ている製品の模倣が可能
・シェア率の高い製品それぞれの特徴を集めることが可能
・既存の会社の研究結果を用いて、研究を重ねることが可能

欠点
・知名度がゼロに近く、市場を開発するのに困難を伴う
・価格を抑えなえれば使ってもらうチャンスが得られないが、安価に設定すると粗悪品のようなイメージが付けられてしまう
・欧米の大手メーカーの牙城を崩すのは不可能に近い

BIOTEMインプラントの紹介

現在、BIOTEM社では4タイプのインプラントを展開しています。
コニカルコネクションでボーンレベルインプラントのARシステム、八角形インターナルタイプのインプラントIRシステム、六角形エクスターナルタイプのボーンレベルインプラントBRシステム、八角形インターナルタイプのインプラントPXシステムです。
IRとPXの違いは、IRが先細りのテーパータイプという部分です。

接合部を円錐形にするコニカルコネクションは、アバットメントの固定が確実になって結合力を平均的に分散させることができます。
また、表面積を増加させられるので、無駄なスクリューの回転を抑えて緩み防止にもつながります。

ボーンレベルインプラントは、二回法の治療を前提に作られているインプラントで、カラー部分がありません。
それにより、通常のインプラントでは実現が難しかった審美面の追求、審美目的のインプラントを可能にしました。