インプラントを入れたら違和感がある

インプラントを入れたら違和感がある

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インプラントを入れて口の中はどう変わる？

乳歯が1本でも抜けると、空気が抜けて話しにくくなったり、違和感があったり、水を飲んでもこぼれてしまったりします。
そして、それに慣れたころに永久歯が生えてきて、また口の中の状況が変わり違和感を覚えます。

インプラント治療でも、同じようなことが言えるのです。
インプラントを入れることで噛み合わせ位置が変化して、力の伝わり方も変わってきますし、歯茎や周囲の歯への圧力も変わります。
そして、今まで何もなかった場所に人工物が入るので、過剰に気になってしまうということもあります。

そのような違和感、単なる気にしすぎや一過性のものであればいいのですが、放っておくと悪化する場合もあるので注意が必要です。

術後すぐの痛みや腫れ、違和感

インプラントを埋め込む手術を受けた直後に感じる痛みや腫れ、違和感に関しては、手術の際に骨や歯茎に衝撃を与えたことによるものであることが一般的で、時間の経過とともに薄れていき、なくなります。

従って、それほど神経質にならなくても大丈夫なのですが、1週間以上たっても痛みや腫れが継続している場合は、他の不具合を引き起こしている可能性も否定できません。
かかりつけ医で、なるべく早く見てもらったほうがいいでしょう。

インプラントの違和感

インプラントがぐらついたり、歪んでいると感じることがあります。
その原因は2つ。
1つはインプラント自体の不具合で、アバットメントのネジの緩みや人工歯の欠損などです。
この場合は、ネジを締め直してもらったり、破損した部分を修復してもらうことで解決できます。

もう1つは、歯茎や骨が痩せてしまったことです。
この場合は、放っておくとインプラントが抜け落ちてしまいかねません。
インプラント周囲炎などの可能性も十分に考えられるので、治療が必要となります。

口の違和感

膿が出てきたり今までにはなかった口臭が気になったり、歯茎が張り子のような状態にべこべこになっていると感じることも、あるかもしれません。
これは、細菌などが広がっていて感染症を起こしている場合と、他の病気の服用薬の影響の2つが、原因として考えられます。

どちらにしても、口がSOSのサインを出していることには変わりないので、すぐに診てもらいましょう。
インプラントは一生のうちに何度も経験するものではないので、余計に不安を感じてしまうかもしれません。

しかし、担当医とのコミュニケーションをしっかりと取って、違和感があったらすぐに連絡できるようにしておけば、不安も解消されるでしょう。